「Git」をGUIで操作したいという方が多いかと思います。
コマンドラインの方が管理しやすいや、バッチなどを作成して使いやすくできるとかあると思いますが、基本的には凝った使い方はしない人が多いと思います。
そんな時は「TortoiseGit」を使用することでGUIで操作できます。
Tortoiseと聞くと「TortoiseSVN」がとても有名ですよね。
私も個人でも仕事でもほとんどこの「TortoiseSVN」を使っています。
ですが、しばらくは「Git」を使って見ようと思っていますので「TortoiseGit」のインストール方法を紹介していきます。
ちなみにですが、「TortoiseGit」と「TortoiseSVN」の共存は可能です。
しかし、アイコンが同じなので少々わかりずらいです。
目次
○ その前に「Git」って何?
まず簡単に「Git」って何かを簡単にいうとバージョン管理システムになります。
バージョン管理システムとは、過去のデータを残しつつ新しいデータを保存していくシステムになります。
何がいいのかというと、「間違えてデータを消してしまった、上書きしちゃった」とか「前ってデータってどうなっていたっけ」などを復元、確認を行うことができます。
○ 「Tortoise Git」の前に「Git」をインストールします
では早速「TortoiseGit」のインストール方法を説明していこうと思います。
初めに「Git」からインストールする必要があるのでそちらから説明していきます。
- こちらのURLから「git for windows」をダウンロードします。
- ※2017/5/26時点では「Git-2.13.0-64-bit.exe」がダウンロードされます。
-
- ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックします。
- 下記の画面が立ち上がりますので「Next」ボタンを押します。
- インストールする場所を聞かれますので、インストール先のパスを指定して、「Next」ボタンを押します。
※基本デフォルトのパスにインストールすれば問題ありません。 - インストールするコンポーネントを選択し、「Next」ボタンを押します。
※デフォルトのままで特に問題ありません。 - スタートメニューに表示するフォルダ名を設定して「Next」ボタンを押します。
※デフォルトの「Git」のままで問題ありません。 - 今回はWindowsのOSで使用するため真ん中の「Use Git from the Windows Command Prompt」を選択して「Next」ボタンを押します。
※この設定でWindowsのコマンドプロンプトに環境変数の設定が行われます。 - HTTPS接続に使用するライブラリを選択します。
「Use the OpenSSL library」を選択して「Next」ボタンを押します。 - 改行コードの変換方法の設定を行います。
「Checkout Windows-Style, commit Unix-style line endings」を選択し「Next」ボタンを押します。
※こちらの設定でチェックアウト時に改行コードをLFからCRLFに変換、コミット時にCRLFからLFに戻します。
※何も変換をしたくなければ、一番下の「Checkout as-is, commit as-is」を選択して下さい。 - ターミナルエミュレータを選択する画面が開きます。
「Use MinTTY(the default terminal of MSYS2)」を選択して「Next」ボタンを押します。
※Windowsのコマンドプロンプトを使用したい場合は「Use Windows’ default console window」を選択してください。意義部機能が制限されたり、フォントの設定も必要になります。 - その他の設定を行います。デフォルトのままで問題ありませんので、「Install」ボタンを押します。
- インストールが開始されるのでしばらく待ちましょう。
- インストールが完了すると、下記の画面が表示されます。
「Finish」ボタン押して「Git」のインストールは完了です。
お疲れさまでした!
「Tortoise Git」をインストールする場合はまだ続きます!!!
○ 「Tortoise Git」のインストール手順
「Git」のインストールが終わりましたら、「Tortoise Git」をインストールしていきましょう!
- こちらのURLから「Torotoise Git」の公式ホームページにアクセスし、「Download」ボタンを押します。
- 最近のPCはほとんど「64bit OS」だと思いますので、下記の赤枠の「for 64-bit OS」と書かれている方のダウンロードリンクの方をクリックします。
- 「Tortoise Git」の表示を日本語表示にしたいので、ダウンロードページ下部の Language Packsのリストの「Japan」の項目から「Setup」と書かれたリンクをクリックして日本語化パッケージをダウンロードしておきましょう。
- ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックして実行しましょう。
- 下記のセットアップ開始の画面が表示されますので「Next」ボタンを押します。
- 下記の画面が表示されますので「Next」ボタンを押します。
- インストールするパッケージの選択を行います。
デフォルトのままで問題ありませんので「Next」ボタンを押します。 - インストールを行うかどうかの画面が表示されます。
問題なければ「Next」ボタンを押します。 - インストールが開始されます。
インストールが終了したら下記の画面が表示されますので、「Run first start wizard」にチェックを入れて「Finish」ボタンを押します。 - 「Tortoise Git」の設定画面が開きます。
「次へ」ボタンを押して次に進みます。 - 下記の画面が開きますので「次へ」ボタンを押して次に進みます。
- 「Git.exe」が入っているパスを設定します。
デフォルトのパスのままで問題ありませんので「次へ」ボタンを押します。 - ユーザー情報の設定を行います。
こちらもデフォルト設定のままで問題ありませんので「次へ」ボタンを押します。 - 認証などの設定を行います。
デフォルト設定のままで問題ありませんので「完了」ボタンを押します。
以上で「Tortoise Git」のインストールは完了になります。お疲れ様です!
次は、日本語化対応の説明を行っていきます。
○ 「Tortoise Git」の日本語化の手順
「Tortoise Git」がインストールした状態だと英語表記のままですので「日本語表記」へ変更していきたいと思います。
英語表記のままで問題ないという方はこの項目を飛ばしていただいて問題ありません。
- 「Tortoise Git」のダウンロードページからダウンロードしておいた日本語化パッケージデータをダブルクリックします。
※まだダウンロードしていない方は上記「「Tortoise Git」のインストール手順」の3番をご確認ください。 - 下記のセットアップ開始画面が開きますので「次へ」ボタンを押してインストールを開始します。
- インストールが終わりましたら、下記の画面が表示されますので「完了」ボタンを押して画面を閉じます。
- デスクトップの画面上を右クリックすることで「Tortoise Git」の項目が表示されます。
「Tortoise Git」 > 「Settings」をクリックします。 - 設定画面が開きますので、「General」を選択して、上部のLanguageの項目を「日本語(日本)」へ変更します。
変更したら「OK」ボタンを押して設定を保存します。以上で、日本語化対応は完了になります!お疲れさまでした!!
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