GCC2019の講演の1つ「BIOHAZARD RE:2の開発中のプレイログを収集した成果と過程」の感想をまとめていきたいと思います。
バイオハザードというビッグタイトルで、プレイログを使用してどのようなことをして、どのようなメリットがあったのかが気になって受講しました!
実際に講演を聞いた感想ですが、ログの実装に関しては結構時間もかかりそうで、
それをしっかりとみて役立てれるような、環境をはじめに整える必要がありそうかなと思いました。
それはプログラマ(ログの実装者)だけでなく、それを確認するレベルデザイナーなどと綿密にやり取りしながら対応していかないと実際に取り入れるのは難しいかもと思いました。
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目次
プレイログによるメリット
- 調整とユーザーの観察に役立つ
※プレイヤーの行動履歴が見れてどのように行動しているかとれるので、どこで迷っているかがわかり、それをみて調整を行うことができます。 - 通しプレイした人の動きをすぐ確認できる。
※プレイ後の聞き取りやアンケートが不要 - 処理負荷が発生した場所がわかるので、すぐに確認がしやすい
データ収集のフロー
- ゲーム内でデータ収集機能を実装
※データ収集は各場所に1つずつ入れ込んでいっているとのこと
(例えば、アイテムの増減管理する場合は、アイテムの関数内に仕込む) - データをサーバーに送信
※それぞれ良いタイミングでデータを送信している。 - サーバー上のデータを可視化しやすい形に加工
※コンバータを用意してコンバートしていたとのこと、ここは自動化することが今後の課題とのことでした - 加工後のデータを可視化
Tableauというツールを使用して可視化している。
※Tableauは有料のツールです(102,000円なので個人で使用するのはハードルが高いですね…)